日立地区BBS会主催 第3回学習支援会を開催




日立地区BBS会は25/2/27(木)~3/1(土)で大沼交流センターと日立シビックセンターで第3回学習支援会を開催した。
ボランティア講師8名(県内高校生6名)・学校教員1名・BBS会員1名)が参加。北茨城から来場されたご家族(児童2名・保護者1名)の利用と、日立市内にお住まいのご家族(児童2名・保護者1名)が利用され、当日は二家族と支援、対話をさせて頂いた。
学習支援会活動の最中に利用家族と対談中に教育相談的な話をさせて頂き、不登校支援や、学校の中でできる支援、学校の外でできる支援について意見を交換させて頂いた。具体的には不登校の児童や生徒と学校教員との関係性を築きつつ、学校に登校させる、登校してもらうためには、学校の外でのつなぎ役の存在が大切ではないか、というご意見を頂いた。
不登校支援の最終目標が学校に行かせることが大事である事は変わりないが、フリース クールや自分の学校以外の居場所を作ってあげられる事に対する何かしらの支援が欲しいとの意見も頂いた。状況を共有したり、不安に思っている事を共有できる場所があったら、という意見もあった。自分が一番頑張れる、居場所をうまく作ってあげられることが重要だ。
また、学習支援会を開催するにあたりPCを1台だけ(学習支援ソフト、タイピング練習 ソフトをインストール)設けた。参加者の中にタイピング技術に非常に優れた児童がいて、ボランティア講師を驚かせた場面もあった。ボランティア講師と参加ご家族との間で、タイピングも勉強も自分で課題を見つけて、楽しんで取り組んだ方が身に入りやすいし、やる気も出やすいだろうとの感想があった。子どもたちが何に興味があり、何ならやる気を出して取り組めるのか?見極め環境を準備、用意することも必要であることを感じた。
本会では児童とボランティア講師との会話が中心で、講師の携帯に児童が絵を描いて交流するなど微笑ましい一面や、初対面にも関わらず日立市内の小学校や中学校の合併に関 することや日立市地域の共通の話題盛り上がり円滑なコミュニケーションをとるなどして、 終始和やかな雰囲気で閉会となった。
本支援会を開催して保護者の方の不安や悩みに直接お伺いする事ができ、また日立地区 BBS会が寄り添い、「社会を明るくする運動」の一環として児童や生徒たちへの支援のため に何に取り組めば良いかを考えさせられる貴重な経験となった。
日立地区BBS会では「学習支援会」「料理交流会」「社会参加活動」など様々な施策に取り組んでいます。息の長いご支援を賜りますよう何卒お願い申し上げます。