Report

活動報告

2025.03.17

日本BBS連盟

第11回学生BBS会員全国研修会

集合写真 研修の様子① 研修の様子② 研修の様子③ 研修の様子④

202539日(日)10日(月)日本BBS連盟が主催し、第11回学生BBS会員全国研修会が、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて開催されました。昨年まではコロナの影響によりハイブリッド開催でしたが、今年から完全対面で参加できるようになり、全国の学生会員33名と全国の学生会員の代表8名及び当連盟担当役員4が実行委員となり進行しました。

開講式では日本BBS連盟今福会長が、講演会やディスカッションで様々な視点を共有できる重要な機会で学びを深められたらと挨拶の言葉をかけました。

講演会ではNIRA総合研究開発機構の研究員であり、朝ドラ「虎に翼」に登場する多岐川幸四郎のモデルとなった、宇田川潤四郎さんの直孫にあたる宇田川淑惠講師による講演を聴き、BBS会としてのアプローチの切り口について改めて学び、熱心な質疑応答がありました。

グループディスカッションでは、育児不安を抱えていた母親が子どもを殺害してしまった事例から、問題点、○〇の立場でどんな支援ができたか、BBSとしてできる支援、自分の立場でできる支援について検討しました。2回グループ替えをおこない、多くの視点で事例をとらえることができ、相互に学びを深めることができました。

2日目は、法務本省を見学し、保護局観察課、矯正局成人矯正課、国際課、保護局更生保護振興課の講義を聴講しました。

閉講式では、今福会長が宇田川氏の講演から、支援者の連携の重要性や問題の捉え方等に触れて講評をおこないました。


2日間の研修を通して、BBS会がどのような団体であるべきかという根幹の考え方を学ぶことができました。また、多くの会員と意見を共有する中で、支援には多様な視点が必要であることを実感しました。さらに、法務省の取り組みについて学ぶことで、BBS会の役割や支援の意義をより深く理解することができました。


今後の活動では、BBS会が信頼される団体であり続けるために、地域とのつながりを大切にし、積極的にアプローチしていきたいです。