Report

活動報告

2024.01.30

国際

国際社会青年育成事業に島根県松江地区BBS会会員が参加し、レポートを寄せてくれました。

エストニア共和国議会議事堂前にて

 令和5年度内閣府青年国際交流事業の「国際社会青年育成事業」で、バルト三国のエストニア共和国へ派遣された、島根県・松江地区BBS会の青木さん(島根大学3年)からレポートをいただきました。

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 令和5年度は、「ITの活用」と「災害・気候変動問題への対応」の2つのテーマが設定されました。テーマ毎に日本青年が募集され、私は「ITの活用」というテーマで、エストニア共和国派遣団として、2023年10月6日~15日の間、団員10名(ほか団長等3名)とともに活動しました。

  エストニアはデジタル国家として有名で、電子投票を始めとした、ほとんどの行政手続きをオンライン上で行うことが出来ることが特徴であり、日本からも閣僚がIT活用の取り組みや、マイナンバー制度などを参考にするために訪れるほど、非常に注目されている国です。

 派遣では、現地の大学などの教育機関や起業支援施設の視察、現地の青年とのディスカッションや交流、産官学のデジタル化に関するレクチャー、その他にも現地の旧市街地散策など、幅広くエストニアについて学びました。

 また帰国後、10月16日~19日に東京で開催された国際青年交流会議では日本へ、エストニア共和国,デンマーク王国,ドミニカ共和国,ペルー共和国、4か国の青年を招へいし、グループディスカッションや文化交流を行いました。

 【国際社会青年育成事業に応募したきっかけ】

 私自身、コンピュータサイエンスを専攻しており、テーマの「ITの活用」と合致していること。また以前から社会に参画する海外青年などとの国際交流に興味を持っていたこと。そして同世代で学外の方と関わりたいという思いから今回応募しました。

【少しでも興味を持っていただいたあなたへ】

 派遣中は、視察や交流の中で、エストニアの先進的な取り組みを学んだことや、現地の青年と、ITをどのように社会課題の解決に活かすか等のディスカッションや派遣国について、文化や慣習の違いから、多様な意見に触れることができたことは非常に刺激になりました。

 また、海外青年と同じく派遣団の日本青年たちとの出会いから大きな学びもありました。

 参加を通じて、本当に多くの経験ができたので、ぜひこの文章をお読みになるみなさんも興味を持たれたら、令和6年度以降の募集に応募することをお勧めします。

【少しでも興味を持っていただいたあなたへ】

 2024年2月17日()14時から私の参加した、令和5年度国際社会青年育成事業の報告会をオンラインで開催しますので、ぜひご参加お待ちしております。申し込みや詳細は以下のホームページにて記載しておりますので、ぜひご覧ください。

https://sites.google.com/view/index2023-japan

(令和5年度内閣府青年国際交流事業・国際社会青年育成事業 報告会のホームページ)


 ご都合が合わない方でも、令和6年度以降に内閣府青年国際交流事業へ参加してみたい。という方に、内閣府の関連するホームページのURLも載せておくので、ご覧ください。

https://www.cao.go.jp/koryu/

(内閣府ホームページより)

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 内閣府青年国際交流事業の既参加者として思うのは、海外の青年等との交流や議論、そして文化を感じることで、今まで自分が持っていなかった考え方ができ、これを大切にすることで、年数が経つほど、考え方が深くなり、また派遣で残した課題について、答えを見つけていけると実感しています。国際交流は、人生を豊かにすることは間違いないので、若い時に挑戦してほしいと思います。(国際担当)