Report

活動報告

2023.10.04

中国

令和5年度中国地方BBS会員研修会

集合写真(オンライン・公開可能な人のみ写っています)

6月11日(日)、山口県BBS連盟主管による、令和5年度中国地方BBS会員研修会をオンラインで開催し、中国5県の会員,OG,特定非営利活動法人日本BBS連盟,法務省中国地方更生保護委員会,法務省山口保護観察所より、33名のご参加を頂きました。

 

 ①BBS会員にとって憲法的な位置付けとなる、「BBS運動基本原則」が、令和5年度特定非営利活動法人日本BBS連盟通常総会にて、19年振りに改定が承認されました。そこで、日本BBS連盟副会長の越野和宏さまに、改定の経緯や、変わったところのポイントを、10分という短い時間でご説明いただきました。

 会員として行動するにあたって、BBS運動基本原則は大切な方向を示してくれるものなので、今後勉強会が行われる際には、ぜひご参加ください。

  

②チュウBメルマガで見る中国地方のBBS活動について、中国地方BBS連盟事務局長の小山貴弘(こやまん)が報告。

 15年蓄積された活動報告の中から、現会員が知らないであろうコロナ前の活動の資源(協力者等)を、コロナ禍でご苦労されている会員に紹介し、活動開拓等に参考にしてもらうため、各県の過去の活動報告を、経験されたOGや、学生時代から続けている会員から、ご紹介いただきました。

 

 ③山口BBS会のコロナ禍における活動について、同会 田中仁規さんから報告。


 コロナ禍による活動停止から、活動再開への働きかけ、そして現在に至るまでの当会の活動の流れについて、発表させていただきました。

 各地区会が独自に取り組まれている活動には、それぞれ課題があるかと思います。

 今回の報告が直接的に参考になることは少ないと思いますが、何か一つでも、お役に立てば嬉しいです。

 貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

 

④グループ討議(コロナ禍でのBBS活動について)

 ファシリテーターと全体司会を務めた、山口県BBS連盟副会長 杉原音成さんから報告。


 グループ討議では2グループに分かれて情報共有や意見交換を行いました。

 いずれの地区会も、制限緩和以降、以前から関係を築いていた機関から依頼を受けるなどして、徐々に活動が再開されつつあり、BBS活動の必要性や地域への根付きを感じました。

 学域BBS会についても、SNSなどを活用することで会員を募集するなど、難しい状況下での創意工夫や柔軟さ、力強さを感じることができました。

 BBS会員同士が手を取り合うことでより良い活動の実現を目指していけることを予感した研修でした。


★感想★

Ⅰ.アンケート結果より

 18名回答頂き、44%とても有意義,50%有意義,6%意義なしという結果でした。

 

●BBS運動基本原則改定について

→普段の活動で、基本原則の内容を意識することがないので、あらためて聞くことができてよかった。

●チュウBメルマガで見る中国地方のBBS活動について

→データベースとして歴史を物語る資料だと思う。一方で学生が電子メールを使わない傾向があるので、LINEやインスタグラムなどの別媒体を用い、発信すればいいと思った。

●山口BBS会のコロナ禍の活動について

→会員数が多いとの事だが、どのように会員をまとめているのか?

●その他

→他地区の活動に、特色あるものが多く、とても興味を惹かれた。自分たちの活動に取り入れたい部分があったので、有意義な研修だった。

→グループ討議で、入会間もない会員がいて、わからない事が多い人のグループがあればよかったと思った。

→対面の方が話しやすいと感じた。

 

Ⅱ.発表いただいたOGから

チュウBメルマガの中から、コロナ前の事例発表いただいた、東広島地区BBS会元会長の田中優希さん(石川県在住)から。


 「10年も前のこと覚えてるか~!?」と、心配しながら発表の準備。そうだ!一緒に活動したメンバーに声をかけてみよう♪10年ぶりに電話したにも関わらず、みんな出てくれたりかけ直してくれたり。あらためて、BBSでの出会いが宝物だと実感しました。いろんな視点からの感想が集まり、新たな気づきや、今の教員の仕事にBBSでの活動が活きていることも感じました。

 迎えた当日。懐かしい方もたくさんで嬉しかったです。みんなで明るい未来を創っている!とパワーをいただけた研修でした。ありがとうございました!