BBS(Big Brothers and Sisters Movement)は、少年少女たちに、同世代の、いわば兄や姉のような存在として、一緒に悩み、一緒に学び、一緒に楽しむボランティア活動です。

会長からのメッセージ

会長からのメッセージ   

戸田会長640

1 特定非営利活動法人日本BBS連盟の総会が平成29年5月27日、28日の両日にわたり、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、開催されました。御承知のように、従来の任意団体であった日本BBS連盟は、平成28年4月20日に設立登記が完了し、NPO法人として成立しておりましたので、正式には、特定非営利活動法人日本BBS連盟としての第2回目の総会となりました。

2 会員は、任意団体である都府県連であるため、会長などの方が代表者として出席していただきました。法人化することの意義、重要性ですが、第1に日本BBS連盟自体の組織の強化です。日本BBS連盟は、70年にも及ぶ長期間にわたり、BBS運動の中核となってきたわけですが、法人化することにより、責任体制が明確となり、また、会計面を含めて効率的かつ透明性のある組織運営が可能となりました。とりわけ、活動を支えるうえで重要な会計面での強化、安定化に資すると思います。ちなみに昨年度の賛助会員は73名となり、前年度に比較して、大幅増となりました。第2に、法人化することにより、BBS運動の活動の主体としてその存在を対社会に向けて、広範囲に強く認識させることが可能となるとともに、保護司会、更生保護女性会、他の更生保護関係団体との連携の強化が期待されます。

3 当日の総会では、まず、来賓として出席していただいた、更生保護行政を所管されておられる、古田法務省務省保護局更生保護振興課長から、更生保護行政を巡る現在の状況と今後の課題についてお話をしていただきました。続いて、BBS運動の発展に貢献された方々に対して日本BBS連盟会長特別表彰が行われ、表彰状と記念品の授与が行われました。その後、担当理事から、平成28年度の事業報告、活動結果報告、会計報告を行い、監事から、監査報告を行いました。

4 さらに、理事会の決議を経た、平成29年度の事業計画(新規施策を含む)とこれに伴う予算を報告しました。なかでも、本年度の重要な事業としては、本年がBBS運動発足70周年にあたりますので、本年9月23日、24日の2日間にわたり、BBS運動発足70周年の記念事業をオリンピック記念青少年センターで行う予定です。すでに実行委員会を立ち上げ、内容について、鋭意、検討しておりますが、いよいよ後数ヶ月と迫ってきました。70周年記念事業について、一層高い関心と目的意識を持って臨んでいただきたいと思います。

5 また、本年9月12日から14日までの間、東京で「社会内処遇の発展とコミュニティの役割」をテーマに、第3回世界保護観察会議が開催されます。世界から、更生保護に携わる関係機関の方々、実務家、研究者等多くの方の参加が予定されています。そこで、BBS連盟としても、日本におけるBBS運動の発展・現状と今後の課題を世界に紹介する絶好の機会ですので、30分のワークショップの中で、プレゼンテーションを行なうことを企画しています。

6 不幸にして非行に陥った青少年等を対象とするBBS運動や更生保護の基本理念は、確固たるものがありますが、BBS運動を含め更生保護を取り巻く情勢は、昨今の社会的耳目を集めた事件や社会情勢の変化を含めて何かと厳しいものがあります。しかし、BBS活動の中核であるグループ活動への少年の参加人数は増加傾向にあり、皆さんの活動の成果といえましょう。今後も、本総会での内容を踏まえ、会員の増加策、ともだち活動の活性化策、学習支援活動の充実、保護観察所・保護司会・更生保護女性会等との連携のありかたと対応策を模索していたき、本年も引き続き、更生保護関係機関等の理解を得ながら、会員の皆様の積極的で一段と工夫された質の高い活動による新たなBBS運動の展開を期待しております。

平成29年5月31日

特定非営利活動法人日本BBS連盟会長 戸田信久

 

 

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