BBS(Big Brothers and Sisters Movement)は、少年少女たちに、同世代の、いわば兄や姉のような存在として、一緒に悩み、一緒に学び、一緒に楽しむボランティア活動です。

会長からのメッセージ

会長からのメッセージ   

戸田会長640

1 令和元年度の特定非営利活動法人日本BBS連盟総会が令和元年5月18日、19日の2日間にわたり、東京千駄ヶ谷にある更生保護会館において開催されました。総会には会員である全国の都道府県連の代表者の方々等に参加して頂き、改元後、初めの記念すべき総会を盛大に開催することができました。

2 当日の総会には、来賓として更生保護行政を所管する法務省保護局更生保護振興課押切久遠課長が出席され、保護局長のご挨拶を頂きました。会員を激励して頂くとともに、修学支援・学習支援の重要性、コンセプトスタディを通してBBS運動の一層の多様化・活性化、保護司会・更生保護女性会との一層の連携の強化、2020年4月に開催されるユースフォーラムへの取組の必要性などについて御指摘を頂きました。
続いて、BBS運動の発展に貢献された方々に対し、日本BBS連盟会長特別表彰が行われ、表彰状と記念品の授与が行われました。

3 その後、議事に入り、担当理事から平成30年度の事業報告、活動結果報告、会計報告を行い、監事から監査報告を行いました。平成29年9月23日、24日の2日間にわたる、当時の皇太子殿下同妃殿下御臨席の下に開催されたBBS運動発足70周年記念事業を機に、「過去から未来へ つづける・つなげる・つぎの手に」の記念事業のキーコンセプトに基づき、BBS運動の精神とその意義を一層広く社会に訴えるため、社会的弱者となっている子供や家庭を支援する事業の助成の他、更生保護機関等と連携し、地連ごとにBBS会員を中心として様々なプロジェクトを実践し時代に適合した新しいBBS運動を模索する「コンセプト・スタディ」などを実践しました。

4 さらに、このような成果を踏まえて、理事会の決議を経た令和元年度の事業計画(新規施策を含む)とこれに伴う予算を報告しました。本年度の重要な事業として、10月7日には更生保護制度施行70周年記念大会が東京フォーラムで予定されています。平成29年12月、再犯防止推進計画が閣議決定され、再犯防止は安全で安心して暮らせる社会を実現する上で重要な課題となっております。また、SDGsの達成に向けての活動も求められています。さらに、2020年4月には、京都でコングレス(第14回国連犯罪防止刑事司法会議)及びユースフォーラムが開催されます。このような様々な観点から、本年度の事業計画を策定して、会員の皆さんの理解と協力を得ながら、積極的に取り組んでいきたいと思っています。重要な事業としては、
①ポスト70周年プロジェクトBBSコンセプト・スタディの一層の推進、
②BBS、沼田町、沼田町就業支援センターの三者連携プロジェクトの充実、
③クラウドファンディングの活用の支援、④地方別BBSスキルアップ研修、
④2019年9月、オーストラリアで開催される「第4回世界保護観察会議」と2020年4月京都で開催される「ユースフォーラム」への会員の参加などがあります。
これらの事業は、いずれも、時代に適合した新しいBBS運動の在り方を模索するとともに、ユースフォーラムには世界から青年が集まり、再犯防止など世界各国が共通して取り組んでいる課題について討議するとのことですので、日本BBS連盟としても、我が国独自のBBS運動を紹介するよい機会と考えます。

5 最後に、会員の皆様からの様々な提案・意見(ともだち活動の活性化、個人会員の役割、学生研修のあり方・評価など)について、提案理由の説明と質疑、意見交換を行いました。2日間にわたり、大変充実した総会となりました。

6 不幸にして非行に陥った青少年等を対象とするBBS運動や更生保護の基本理念は確固たるものがありますが、BBS運動を含め更生保護を取り巻く情勢は、昨今の社会的耳目を集めた事件や社会情勢の変化を含めて何かと厳しいものがあります。しかし、次の80周年を目指し、新たなBBS運動の在り方を模索しながら、ともだち活動の活性化策、学習支援活動の充実、保護観察所・保護司会・更生保護女性会、地域等との連携の在り方などに本年も引き続き取り組み、更生保護関係機関等の理解を得ながら、会員の皆様の積極的で一段と工夫された質の高い活動による新たなBBS運動の展開を期待しております。

令和元年5月24日

特定非営利活動法人日本BBS連盟会長 戸田信久

 

 

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